情熱の使い方

理想と現実の最適バランスを狙う究極のマーケティング

人が集められないなんて事はありえない。

何か新しいサービスを立ち上げようと考えたとき、1番最初のハードルとなるのが、サービスを利用してくれる人たちを集める集客の部分だと思います。

ほとんどのサービスが立ち行かなくなる原因第1位は、新規顧客の獲得ができなくなることですからね。

サービスも作った。ウェブサイトも作った。店も作った。ここまでは行動力さえあれば誰でも到達するものですが、

集客というステージに入ると、ここからは‘‘他者’’という存在が関わってくるため、いくら努力をしてもなかなか前進しないと言うことが起こるようになります。

しかし、この集客と言う部分も、緻密な作戦を組んでいくことで限りなく努力で達成できる領域に入れていくことができる。

どうすればいいのか?

いや、やる事は非常にシンプルです。

集客をするときに考えるのは、

出会いの質×出会いの数=新規顧客数

という、この式を意識するだけです。

もう少し詳しく説明すると、出会いの質と言うのはオファーのことを指します。つまり『私はこのようなサービスを運営しています。必要な方いたら連絡くださいね』と言うメッセージです。

出会いの数と言うのは、そのメッセージを何人の人に届けたか?その人数を指します。

サービスを立ち上げたのにもかかわらず人が集まらないと言うのは、上の式の項のどちらかが不足している以外に原因はあり得ません。

集客の段階では、この式だけをひたすら意識していればいいわけですから、考えることなんてほとんど無いわけです。だから、

集客の段階でつまずくなんて事は、ちゃんと行動ができる人ならばあり得ない事。

集客については様々な情報やノウハウがそこら中に落ちているわけですが、はっきり言って上のこと以外混乱するので無視していいと思います。

まず最初、事業の立ち上げ段階では余計なことを考えず、上の式をひたすら意識してください。それだけで、しっかり人は来てくれます。

それと、この式を考える上で1つポイントがあるのですが、

それは、

出会いの質の方に注力しすぎると、迷宮入りすると言うこと。

出会いの質×出会いの数=新規顧客数と言うこの式、実は各項の特徴がそれぞれ違っていて、

出会いの質と言うのは努力量に対するリターンが約束されていないが、出会いの数に関しては努力量に比較的リターンが比例するという特徴があります。

広告費を増やせば必ずアクセスは増えるし、チラシを沢山巻けば必ずそれだけの人の目に触れる。

だから、サービスを立ち上げたばかりの初心者の人なんかは、特にオファーの部分がある程度納得できるレベルに到達したと思ったら、後は徹底して出会いの数を増やすほうに注力する事。

例えば手作りチラシから10人の新規のお客さんを獲得したいとします。

ところが、実際にチラシをまいてみると新規のお客さんは5人だった場合、『思ったよりチラシの反応が良くないなぁ。チラシを改良すべきだ!』と言う判断をするのではなく、チラシを今までの2倍巻けば良いと言うことです。

もちろん綺麗に倍倍とはならないでしょうが、例えば2倍ではなく、チラシを5倍巻くと言う作戦にしたとするなら、かなりの確率で『10人の新規顧客を取る』と言う目的は達成されるでしょう。

何事もそうですが、作戦を考える時というのは、不透明な要素をどれだけ小さくしていくことができるか?というのが1つ大きなポイントとなります。

これは集客を考える上でも全く同じです。

こういったことを頭に入れながら、出会いの質×出会いの数=新規顧客数というこの式とにらめっこする。これだけ考えて口愚直に行動すれば、商売を始めるスタート、集客で困ることなんて絶対にありません。