情熱の使い方

理想と現実の最適バランスを狙う究極のマーケティング

俺達に大きなサプライズ、チャンスを運んでくるものは、『夢中になれるモノ』に他ならない。

近年、新たに登場しているWebサービスのほとんどは、‘‘個人の持つ優れた能力を市場に出そう’’というものばかり。

僕はこの変化を非常に歓迎していて、『もっと早く進めよ!』とワクワクしています。

理由は、この流れが進むことは、お金のためだけに存在しているようなクソサービスが、情熱ある優れたサービスに居場所を奪われることを意味するからです。

数年前までは、優れたサービスを持つ個人でも、ブログやFacebookをうまく活用できなければその価値を市場に流通させる事は難しかった。優れた商品の保有者の前に、‘‘インターネットマーケティング’’というなかなか高いハードルが立ちはだかっていました。

でも、最近ではこの壁が徐々に取り除かれつつある。

それは、僕等がネット上で活用するインフラ自体に『良いものをより見つけやすく』という仕組みが備わり始めてきたからです。

はじめは厳しいスタートを余儀なくされたとしても、情熱、商品力、根気強さによってその壁を突破できるようになってきた。

様々なインフラが整ったこの先、予想される次なる変化は、よりスムーズに本物のスキルを持つ個人とお客さんを出会わせるシステムが増えていくという事。

マーケティングスキルの有無に限らず、優れた商品の元へは自動的にお客さんが流れるようになるはずです。

つまり、営業戦略ではなく、どんどん商品力自体での競争になっていくって事。僕は、『これはサービス提供者の情熱を競う大会って事だろ?』って捉えています。

まぁ、少なくとも『ネット上に自分の商品情報を出し続ければ』って言う条件はつきますが。けれど、その難易度はどんどん下がっていきます。ある程度の発信技術を学び、実践さえできれば十分。

もっとも要となるのは、提供者の情熱。


2018年のキーワード、ネット市場の加速

そういえば、今年は副業元年なんて言われているらしい。とりあえず本業と副業の区分は何処にあるのか?というのは脇に置いて、確かに『インターネットを使って新しいチャレンジを始めるなら今年かな』というタイミングが2018年です。

日本の雰囲気的に、『ネット上の商売』への抵抗感が一気に薄れたのが、2017年でした。これは、テレビに出演していた有名人達がこぞってインターネット市場に手を出し始めたというのが引き金です。

そしてとどめは2018年の元スマップメンバーの参入。ユーチューバーになった(笑)

有名人がネットに参入しまくった事によって、『ネットはテレビの2軍』と言ったような評価が一気に破壊され、『ネットもテレビも一つの手段』と、テレビと並列した存在として認知される様になりました。

誰かがネット上でなんらかの活動を行う事は、なんて事はない普通の活動へと認識が変わった。

2017年は『ネットに対する偏見の破壊』
2018年は『加速』(自分もマネしよう!って人が一気に流れ込む)

2017年ごろはこういった予想をしていたけど、スマップの参入によって、その加速のペースは予想よりもずっと早くなるかもしれません。


そんな中で僕等を大変身させるのは、情熱ある趣味や活動

こう言った時代の上でスポットライトを浴び、輝かしい光を放つのは、紛れもなく個人の情熱ある趣味や活動です。企業なのか、単なる個人なのかという偏見が取り去られた市場の中じゃあ、お金のために働いている集団(殆どの企業)なんて、情熱ある個人の相手には全くならない。

日々の充実感、世に貢献しているという実感、仕事の楽しさ、所得面、全てにおいて情熱ある個人に軍配があがる。(規模というよりも、個人が要であるかどうかが重要)

そういえば、ドラゴンボールの主題歌に『夢中になれるものがいつか君をスゲーやつにする』という言葉がありますね?

この時代、まさにその言葉がぴったりと当てはまる。今後次々と生まれる新たなインフラは、個人の情熱を発掘し、スポットライトを当てるモノが優先的に広がっていくから。

僕等が今の日常に変化を起こそうと思った時、インターネットの構造を考えればやはり『夢中になれるモノ』こそが救世主、変化の起点となる。黙って好きな事を磨いておくと、将来必ずいい事が起がある。これは『かけても良い!』というほどに、強い確信を持っています。